誰でも気分が落ち込むことはあります。すぐ切り替えられる人もいますし、なかなか立ち直れずに悩んでしまう人も多くいるのではないでしょうか。
落ち込むことは悪いことではありません。でも落ち込むことがあっても、すぐに気持ちを切り替えられるようになれたら嬉しいですね。
なぜ気分が落ち込むのか
気分が落ち込むのは、ミスをした、喧嘩をした、うまくいかない、などの「落ち込んでしまう出来ごと」があったからです。
落ち込んでしまう出来事が起こると、まずは脳がそれを「認知」し、自分が責められているなどの気持ちが沈むようなマイナスの感情がやってきます。
気分の落ち込みやイライラは自分の行動を狭めてしまったり、誰かと会話していても怒りをぶつけてしまうことがあります。これは、自分の可能性を制限してしまいもったいないことです。
気分が落ちこむ「正体」を感じよう
気分が落ち込んだ「出来事」から「なぜそう感じるのか」の正体を見つけることが、落ち込んだ時の立ち直るきっかけになります。
試していただきたいのが
①気持ちを落ち着かせる(落ち込んだままでOK)
②落ち込んだきっかけ(出来事)と向きあおう(状況の振り返り)
③その出来事はなんで起きたのか仮説を立てる(なぜ?なんで?を考える)
④相手がいる場合は、相手の目的・背景を考える(相手は、なぜその反応だった?)
正しい現実やプラスの出来事を映していない歪んだものであると、現実を間違った解釈でとらえ続けてしまう場合があります
「いつ」「どこで」「誰の」「何に」「なぜ」「どう感じた」に分け、その中で「何について詳しく感じているのか」「何について触れられていないのか」「どんな理由で感情を抱いているのか」に注目すると気分が落ち込む正体について気がつきやすいかもしれません。
一歩前進
自分にとって不都合な感情があるから立ち止まるころができます。不快な思いをするからこそ『自分自身がどういうものの受け止め方をして、どんなことをすると心地よいのか』という自己分析や、次はそうした思いをしないように学習ができ、結果成長するのです。そうした意味では『落ち込みやすい』という性格は成長へのきっかけをたくさん持つことができるというメリットがあります。
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